Flutterは、モバイルアプリケーションを開発するためのフレームワークであり、素晴らしいウィジェットを提供しています。FlutterのAppBarは、ユーザーインターフェースで非常に重要な役割を果たします。AppBarは、画面上部に表示され、アプリケーション内で様々な操作を実行するためのボタンやアイコンを配置することができます。
ここでは、FlutterのAppBarの使い方を紹介します。
AppBarの作成方法
まず、AppBarを作成するためには、Scaffoldウィジェット内にAppBarウィジェットを配置する必要があります。以下は、簡単なAppBarの例です。
import 'package:flutter/material.dart';
void main() {
runApp(MyApp());
}
class MyApp extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
title: 'My App',
home: MyHomePage(),
);
}
}
class MyHomePage extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) {
return Scaffold(
appBar: AppBar(
title: Text('My AppBar'),
),
body: Center(
child: Text('Hello, World!'),
),
);
}
}
この例では、Scaffoldウィジェット内にAppBarウィジェットを配置し、AppBarのタイトルを設定しています。また、AppBar内にはその他のウィジェットも配置できます。次の例では、AppBarにアクションを追加しています。
import 'package:flutter/material.dart';
void main() => runApp(MyApp());
class MyApp extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
title: 'My App',
home: Scaffold(
appBar: AppBar(
title: Text('My AppBar'),
actions: [
IconButton(
icon: Icon(Icons.search),
onPressed: () {
// do something
},
),
IconButton(
icon: Icon(Icons.more_vert),
onPressed: () {
// do something
},
),
],
),
body: Center(
child: Text('Hello, World!'),
),
),
);
}
}
この例では、AppBarに2つのアクションを追加しています。アクションは、アイコンやボタンなどのウィジェットで構成されます。各アクションには、onPressedコールバックを割り当てることができます。
AppBarのプロパティ
AppBarウィジェットには、多くのプロパティがあります。以下にいくつかの一般的なプロパティを紹介します。
- title:AppBarのタイトルを設定します。
- actions:AppBarにアクションを追加します。
- leading:AppBarの先頭に表示されるウィジェットを設定します。
- backgroundColor:AppBarの背景色を設定します。
- elevation:AppBarの影の高さを設定します。
- brightness:AppBarの明るさを設定します。
まとめ
今回は、FlutterのAppBarの使い方について紹介しました。AppBarは、ユーザーインターフェースで非常に重要な役割を果たすため、Flutterでアプリケーションを開発する際には、頻繁に使用されます。AppBarには、タイトルやアクションなど、様々なプロパティがあります。これらのプロパティを適切に設定することで、アプリケーションのユーザビリティを向上させることができます。
Flutterには、AppBar以外にも多くのウィジェットがあります。これらのウィジェットを組み合わせることで、美しいUIを実現することができます。Flutterのウィジェットについてもっと学びたい場合は、公式ドキュメントを参照することをお勧めします。